毎日発信 今朝のLINKED通信
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マスクを着けたら走ってはいけない。
新しい視点から、新型コロナウイルスの感染予防を見直すシリーズ。
3回目は、マスク着用時の注意です。
駅の階段などで思わず走ってしまうと?
電車に乗り遅れそうになって、駅の階段で思わず走ってしまうことはありませんか。
これは要注意です。
走ると顔や体が揺れてマスクがずれ、密着性が失われてしまいます。
呼吸が激しくなるとウイルスを吸い込む危険も。
さらに、走って呼吸が激しくなると、強い力で息を吸い込むので、エアロゾル粒子がマスクの繊維の間をすり抜けて口の中に入ってくる可能性があります。
また、大きく息を吸えば、ウイルスは肺の奥まで入り込みやすくなり、いきなり肺に病巣ができ、重症化するリスクもあります。
とくに、駅の階段のように、多くの人が行き来する狭い空間では、エアロゾルが溜まりやすくなります。
マスクを着けて走らないように注意しましょう。
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また、同じ「走る」という行為でも、人の少ない屋外ならエアロゾル粒子を吸い込むリスクはなさそうです。
ただし、マスク着用のランニングやジョギングは熱中症になるリスクが高いので、十分な注意が必要です。
■詳しくは、国立病院機構 仙台医療センター・ウイルスセンター長 西村秀一著 (幻冬舎)『もうだまされない 新型コロナの大誤解』へ
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