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国内でも「イベルメクチン」の臨床試験がスタート。
世界各国では、抗寄生虫薬「イベルメクチン」の
新型コロナウイルス感染症に対する臨床試験が実施されています。
日本でもようやく製薬メーカーが主体となった臨床試験が始まりました。
臨床試験を行うのは医薬品メーカー興和(株) 。
興和(株)のニュースリリースによると、ノーべル生理学医学賞を受賞した北里大学 大村智記念研究所・大村智特別栄誉教授より直接、興和での本臨床試験実施に関する依頼があり、実施を決断したということです。
臨床試験の目的は…?
臨床試験の主な目的として、興和は次の3つを上げています。
1 イベルメクチンは寄生虫感染症治療薬として臨床の現場で約30年使用されており、長期間に亘り安全性が確認されている薬剤です。
2 規制当局の承認を得た臨床試験により、有効性ならびに安全性が確認された薬剤を、いち早く国民の皆様に提供することで、新型コロナウイルス感染症治療に少しでも貢献し、国民の健康を守っていくことが製薬会社の使命と考えております。
3 さらに、治療薬が誕生することにより国民の皆様が健康になり、停滞していた経済活動が再開されることで、日本経済の活性化が図られるものと考えております。
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良好な臨床試験結果が得られ、治療薬として使用できるようになることを願うばかりです。
ただし、イベルメクチンを巡っては、反対意見も多数あります。
両方の意見をしっかり見比べることが必要です。
■詳しくは、興和株式会社 『プレスリリース(2021年7月1日)』へ
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