西尾市民病院

わかりにくい骨折も見逃しが少なくなる~最新のCT検査とは。

コロナ禍でも気をつけるべき病気・健康情報:骨折

2021.03.121,196 views

高齢者に多い、さまざまな骨折。一般的に、骨折が疑われる場合、レントゲン検査やCT検査、MRI検査を行います。ただし、通常のCT検査でも見落としやすい骨折もあります。そんな骨折をしっかり診断できるのが、デュアルエナジーCT(全身用コンピューター断層撮影装置)検査です。

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エナジーデュアルCTの仕組みは?

一般のCT検査は1種類のX線を用いますが、デュアルエナジーCTは、2種類のX線エネルギー(低い管電圧と高い管電圧のX線)で撮影を行います。2種類のX線データによって、通常のCT撮影では得られない画像を得ることができます。

少し専門的になりますが、デュアルエナジーCTで得られる主な画像は、仮想単色X線画像(任意のエネルギーで撮影した画像を仮想的に生成した画像)や、物質弁別画像(特定の物質を強調、あるいは抑制して画像化する画像)です。

デュアルエナジーCTは、不顕在骨折を発見できる。

たとえば、不顕在骨折の場合、MRIで撮影すると、骨の傷んでいるところはすぐ色が変わって見えるのではっきりわかります。同じように、デュアルエナジーCTで撮影すると、骨の傷んでいるところを色で変えられるので、クリアに判別できます。

痛みはあるのに、検査では骨折が見つからない。そうしたわかりにくい骨折も、デュアルエナジーCTがあれば、正しく診断できます。

 

画像提供:PIXTA

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    西尾市民病院は、6市で構成される西三河南部西医療圏の最南部に位置する西尾市の中核病院です。二次救急病院として年間約4000件の救急搬送患者を受け入れています。急性期病棟と地域包括ケア病棟を有し、集中的な医学的管理が必要な急性期治療を担うとともに、急性期後すぐには在宅や施設へ移行することが困難な患者さんの在宅復帰を支援しています。

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