毎日発信 今朝のLINKED通信

日本特有の副反応の現れ方。

新型コロナウイルスワクチンの１回目を、国民の約半数が打ち終え、日本でもデータが蓄積されてきました。
厚生労働省の調査によると…

●２回接種で37・５度以上の熱が出たケース
　ファイザー製…約４割(38.1％)　　モデルナ製…約８割(78.4％)

●２回接種で38度以上の熱が出たケース
　ファイザー製…約2割(21.3％)　　モデルナ製…約6割(61.9％)

以上の結果になりました。
この傾向は米国などでは見られず、専門家も原因はわからないそうです。

ワクチンは万能ではない。

また、ワクチンを打ったからといって安心はできません。

国立感染症研究所は、７月５～１５日の１０万人あたりの新規感染者数をワクチン接種歴別に比較。

未接種２７・４人に対し、１回接種は９・１人、２回接種は１・３人と激減しましたが、ゼロではありませんでした。

いずれにしても、ワクチン接種は体に何らかの負担を与えます。
これから接種する方は、あらかじめ解熱鎮痛剤を用意したり、接種翌日の用事をキャンセルしておくなど、十分に準備して臨むことをおすすめします。

■詳しくは、東京新聞　TOKYO Web 『なぜ日本人はモデルナで発熱するのか…ファイザーの2～3倍　2回接種後に感染も(2021年8月14日)』へ