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新型コロナワクチン、気になるアナフィラキシーの報告。
国内では、医療従事者を対象にしたファイザー社の新型コロナウイルスのワクチン接種が進められています。
そのなかで、最近、毎日のように耳にするのが、アナフィラキシーという副反応です。
アナフィラキシーの主な症状は?
アナフィラキシーは、短時間で起きることのあるアレルギー反応です。
じんましんなどの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急におこります。
また、血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合を、アナフィラキシーショックと呼びます。
厚労省がアナフィラキシー疑い事例を分析。
厚生労働省の専門家部会は、ワクチン接種後にアナフィラキシーの疑いがあると報告された事例を分析。
今月9日までに国内で報告された17件について「ブライトン分類」と呼ばれる国際的な評価指標に基づいて分析した結果、アナフィラキシーに該当したのはおよそ4割の7件だったということです。
厚生労働省は安全性に重大な懸念は認められないとして、接種を勧めていく方針です。
ただし、接種後は少なくとも15分、過去に重いアレルギー症状を起こした人は30分は必ず経過を観察することが必要です。
■詳しくは、厚生労働省「新型コロナワクチンのQ&A」へ
■詳しくは、NHKおうちで学ぼう!「アナフィラキシーの疑い、重大な懸念認められず 厚労省分析(2021年3月12日)」へ
<Beyondコロナ>コロナ禍でも気をつけるべき病気
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