
すこやかな眠りのために――睡眠時無呼吸症候群3つの治療
コロナ禍でも気をつけるべき病気・健康情報:睡眠時無呼吸症候群
コロナ禍でも気をつけるべき病気・健康情報:睡眠時無呼吸症候群
2021.03.05253 views
家族から「いびきがうるさい」「時々いびきが止まった後、ガガッと再開する」と指摘されたことはありませんか? もしかしたら、睡眠時無呼吸症候群という病気かもしれません。放置すると、さまざまな生活習慣病を引き起こし、命に関わる恐れもあります。治療には専門的な知識や技術が必要です。専門医を受診して、すこやかな眠りを取り戻しましょう。
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睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)というのは、睡眠中に呼吸が止まったり、弱くなったり浅くなったりして、日常生活にさまざまな支障をきたす病気です。睡眠時に十分な酸素を取り込めないため、睡眠の質が低下し、日中に強い眠気におそわれて集中力が低下するのです。
鼻がつまっているときやお酒を飲んだとき、寝入りばなや疲れているときに、一時的にいびきをかく程度なら心配ありません。しかし、次のような症状があるときは、睡眠時無呼吸症候群を疑って、専門医を受診したほうがよいでしょう。
睡眠時無呼吸症候群かどうかは、パルスオキシメーターによるスクリーニング、指先・呼吸のセンサーによる簡易検査、ポリソムノグラフィー(PSG)検査によって調べます。
パルスオキシメーターによるスクリーニングでは、指先につけたセンサーで血液中の酸素濃度を測定し、無呼吸による酸素の低下状態をみます。
指先・呼吸のセンサーによる簡易検査では、1時間あたり10秒以上の無呼吸・低呼吸が何回あるかを調べ、酸素の低下状態を確認します。
この2つの検査は外来で行えます。
画像提供:PIXTA
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