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新型コロナの変異株は、ワクチンの効果に影響する?
新型コロナウイルスのワクチンへの期待が高まる一方で、変異株への効果の影響も気になるところです。
専門家の意見を聞いてみましょう。
変異株に対しても効果がなくなるわけではない。
イギリスや南アフリカ、ブラジルで、相次いで報告されている新型コロナウイルスの変異株。
ワクチンの有効性に対して、これらの変異株がどう影響するかが心配されています。
コロナ専門家有志の会の河岡義裕先生(東京大学)によると、イギリスの変異株に対しては、効果が弱くなる可能性は低いと考えられているそうです。
また、南アフリカやブラジル変異株は、現在開発中のワクチンの有効性が低くなる可能性があるかもしれないという結果が報告されていますが、「効果が全くなくなるわけではない」ということです。
ワクチンの有効性と安全性は?
海外で接種の始まったワクチンの有効性や安全性についてはどうでしょうか。
河岡先生は、ワクチンの高い効果(mRNAワクチンは95%)を認めつつ、次のように話しています。
ウイルスは体の中で増える可能性があり、発症しなくても周りの人に感染させる可能性もあります」。
新型コロナウイルス感染症は、無症状でも感染力があるといわれています。
ワクチンを接種した後も、マスクの着用などの予防策を続けることが大切です。
■詳しくは、コロナ専門家有志の会「新型コロナの病原性とワクチン:変異株の影響は?(2021年1月29日)」へ
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