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岡崎市民病院

“飲み込みにくい”、”むせる”は嚥下機能低下のサイン!? 早めの対策で、口から食べる幸せをいつまでも。

コロナ禍でも気をつけるべき病気について:誤嚥性肺炎

2021年2月16日|2,201 VIEW

皆さんやご家族の中に、「最近物が飲み込みにくく感じる」、「飲食時によくむせるようになった」という方はいませんか?それは、加齢に伴い飲み込む機能=嚥下(えんげ)機能が低下しているからかもしれません。嚥下機能の低下は、進行すると、栄養不良や脱水を招き、最悪の場合、窒息や肺炎を引き起こすこともあります。そうならないためには、嚥下機能の低下のサインを見逃さず、早めに対策を行うことが重要です。

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嚥下機能って何?

嚥下機能とは、簡単に言えば「物を飲み込む機能」のことです。嚥下の流れは、大きく、舌などの動きで飲食物をのどへと送る「口腔期(こうくうき)」、気道を塞ぎのどから食道へと送る「咽頭期(いんとうき)」、食道から胃へ送る「食道期」の3つに分類されており、それらが全てスムーズに行われることで、安全に物を飲み込むことができます。

しかし、加齢や病気によって口や喉の筋力・機能が衰え、口腔期、咽頭期、食道期のどこかに異常が生じると、物が飲み込みづらくなったり、食べ物が気道に入り”むせて”しまうことがあります。こうした状態を嚥下障害と呼びます。

 

画像提供:PIXTA

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