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新型コロナワクチン接種後の心筋炎に要注意。
国内では、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が始まっています。
ワクチンはウイルスへの感染を防ぐ上で有効ですが、その一方で、副反応というデメリットもあります。
とくに若い男性の副反応について、厚生労働省は警戒感を強めています。
心筋炎・心膜炎を重大な副反応に。
米ファイザーと米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン接種後、若い男性で通常より高い頻度で心筋炎や心膜炎の症状が報告されています。
そのため厚生労働省はそれらの症状について、通常の注意喚起から「重大な副反応」に警戒度を引き上げ、医師らに報告を義務づけることを決めました。
副反応はあっても、接種によるメリットは大きい。
心筋炎などは新型コロナ感染の合併症として起こることもあり、その頻度はワクチン接種後よりも高いといいます。
厚労省は「接種によるメリットの方が副反応などのデメリットよりも大きい」として引き続き接種を推奨する考えです。
ワクチンについては、メリットとデメリットを正しく評価し、納得した上で接種を受けることが大切です。
■詳しくは、共同通信社『心筋炎を重大な副反応に 厚労省、警戒度引き上げ」(2021年12月3 日)』へ
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