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変異株は、全国の約9割へ。重症化リスクは1.4倍。
感染力が強い新型コロナウイルスの変異株が猛威をふるっています。
ここまでわかっていることをおさらいしたいと思います。
全国各地で9割前後、変異株に置き換わった模様。
国立感染症研究所は、5月上旬までのデータをもとに、全国各地で9割前後が変異ウイルスに置き換わっていると推定されると発表しました。
具体的には、大阪府、兵庫県、京都府では、3月から4月にかけて急速に広がり、現在ではほぼすべてが変異ウイルスに変換。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県や北海道、愛知県、福岡県、沖縄県でも4月中旬ごろから急速に置き換わりが進み、およそ9割となったということです。
変異株の重症化リスクは1.4倍。
また、国立感染症研究所は、5月6日までの約3カ月間に国内で報告された20万7000人余りのデータをもとに、感染力が強い「N501Y変異を持つウイルス」の重症化リスクを分析したところ、従来のウイルスなどと比べて1.4倍で、とくに40〜64歳は1.66倍だったとしています。
この結果だけで重症化リスクを正確に評価するのは難しいそうですが、40代、50代の重症化リスクの高さは気になるところです。
さらに今後は、インドで確認された変異ウイルスについても厳重な注意が求められます。
■詳しくは、NHKおうちで学ぼう! 変異ウイルスの特徴・最新情報「変異ウイルス 重症化リスク1.40倍 報告書まとめる 国立感染研(2021年5月13日)」へ
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