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不眠症になると糖尿病になるリスクが1.5~2倍。
糖尿病は、インスリン(膵臓から出るホルモン)の働きが悪くなるため、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増え、血糖値が上昇してしまう病気です。
実は、睡眠の質の低下や時間の短縮が、このインスリンの働きを低下させることがわかっています。
不眠症状のある人は良眠している人に比べ、糖尿病になるリスクが1.5~2倍になるともいわれています。
不眠症になると過食や肥満を助長。
また、不眠症状が続くと、食欲を抑制するホルモンであるレプチンが低下し、食欲を亢進させるホルモングレリンが上昇するという報告もあります。
これにより過食や肥満が助長され、血糖コントロールが難しくなり、糖尿病はますます悪化してしまいます。
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糖尿病の生活指導では食事や運動が重視されがちですが、適切な睡眠習慣も重要なポイントです。
糖尿病をはじめとする生活習慣病を予防するためにも、健康的な睡眠習慣を心がけたいですね。
※参考サイト
■武田薬品工業(株)h「不眠と生活習慣病/不眠も糖尿病の原因に」
■厚生労働省e-ヘルスネット「睡眠と生活習慣病との深い関係」
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