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新型コロナ治療薬はオミクロン株に効くか?
日本ではすでに、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬が数種類、特例承認されています。
それらは世界的な流行が懸念される変異ウイルス「オミクロン株」に有効なのでしょうか。
製薬メーカーの一社から発表された研究結果を見てみましょう。
「ソトロビマブ」はオミクロン株に有効。
発表したのは、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)です。
同社が開発した新型コロナ治療薬「ソトロビマブ」について、臨床試験(治験)前の初期段階の研究データでは、これまでに特定されているスパイクたんぱく質の37の変異すべてに有効であることが明らかになったといいます。
入院や死亡のリスクを79%減らす効果。
ソトロビマブは、軽症・中等症の治療薬として、日本でも特例承認されています。
GSKによると、軽症や中等症のコロナ患者のうち重症化リスクが高い患者を対象にしたこれまでの治験では、入院や死亡のリスクを79%減らす効果があったといいます。
コロナ後遺症と同じように、ワクチン接種後の副反応に対する医療体制もさらに強化していく必要があるのではないでしょうか。
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今後、さらに変異株への有効性を確認していく必要がありますが、まずは心強い研究データといえますね。
■詳しくは、東京新聞『新型コロナ治療薬ソトロビマブ、オミクロン株にも効果か 英製薬大手GSKが開発、日本も特例承認 」(2021年12月3日)』へ
■詳しくは、REUTERS『グラクソのコロナ治療薬、オミクロン株の全ての変異に有効 」(2021年12月7日)』へ
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