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今朝のLINKED通信

コロナ

コロナ後遺症の診療手引、厚労省から。

新型コロナウイルス感染症に感染し、完治した後も、長引く後遺症に悩む人々がいます。
しかし、コロナ後遺症は発症メカニズムが解明されておらず、治療法も確立していません。
そうしたなかで、厚生労働省から、標準的な治療法が示されました。

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そもそもコロナ後遺症はどんな症状を指す?

WHO(世界保健機関)は、コロナ後遺症について「2カ月以上続き、他の疾患では説明できない症状」などと定義しています。

一方、厚生労働省は、新型コロナ感染後に持続する症状全般を「罹患(りかん)後症状」と定義。

精神・神経症状(記憶障害など)、呼吸器症状(せき、息切れなど)、全身症状(倦怠感、関節痛など)、その他の症状(嗅覚や味覚の異常など)の4種類に分類しています。

診断方法や治療方法を指南。

コロナ後遺症の診療手引によると、治療はかかりつけ医が診断や検査を行い、必要に応じ専門医に紹介する。紹介のタイミングは、息苦しさなどの呼吸器症状では3~6カ月以上、嗅覚・味覚異常の場合は2週間以上の経過を目安としています。

さらに、復職時は産業医と連携して支援に当たることが望ましいとし、リハビリのための運動法も紹介しています。

コロナ後遺症に悩んでいる人にとって、この診療手引が有効に活用されるよう願いたいものです。

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