毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
コロナ後遺症の診療手引、厚労省から。
新型コロナウイルス感染症に感染し、完治した後も、長引く後遺症に悩む人々がいます。
しかし、コロナ後遺症は発症メカニズムが解明されておらず、治療法も確立していません。
そうしたなかで、厚生労働省から、標準的な治療法が示されました。
そもそもコロナ後遺症はどんな症状を指す?
WHO(世界保健機関)は、コロナ後遺症について「2カ月以上続き、他の疾患では説明できない症状」などと定義しています。
一方、厚生労働省は、新型コロナ感染後に持続する症状全般を「罹患(りかん)後症状」と定義。
精神・神経症状(記憶障害など)、呼吸器症状(せき、息切れなど)、全身症状(倦怠感、関節痛など)、その他の症状(嗅覚や味覚の異常など)の4種類に分類しています。
診断方法や治療方法を指南。
コロナ後遺症の診療手引によると、治療はかかりつけ医が診断や検査を行い、必要に応じ専門医に紹介する。紹介のタイミングは、息苦しさなどの呼吸器症状では3~6カ月以上、嗅覚・味覚異常の場合は2週間以上の経過を目安としています。
さらに、復職時は産業医と連携して支援に当たることが望ましいとし、リハビリのための運動法も紹介しています。
コロナ後遺症に悩んでいる人にとって、この診療手引が有効に活用されるよう願いたいものです。
■詳しくは、時事ドットコムニュース『コロナ後遺症で診療手引 医療関係者向け初公表―厚労省(2021年12月04日)』へ
<Beyondコロナ>コロナ禍でも気をつけるべき病気
-
2021.10.28
「心房細動」を治療して脳梗塞を防ごう。
もしも心房細動が疑われたら、詳しい検査を行い、治療法を検討します。岐阜県総合医療センターでは、専門外来「不整脈科」を開設し、的確な検査・診断を行うとともに、循環器内科のチーム医療により、さまざまな治療を行っています。
-
2021.10.28
【心房中隔欠損症(ASD)の治療】体に負担の少ないカテーテル治療も可能です。
心房中隔欠損症と確定診断された場合、条件を満たせば、体に負担の少ないカテーテル治療を受けることができます。
-
2021.10.28
【小児てんかん】まずは薬物療法。難治性には外科的治療も。
小児てんかんは、子どもの将来への影響を考え、少しでも早く治療をスタートさせることが重要です。
-
2021.10.28
岐阜県総合医療センター/NEW! 身体に負担の少ないカテーテルで治せる心臓弁膜症「僧帽弁閉鎖不全症」。
心臓弁膜症は自然治癒することはありません。症状の出始めを見逃さずに、医師に相談し、正しい診断を受けることが大切です。
-
2021.10.28
岐阜県総合医療センター/NEW! 【小児腎臓病】子どもの急性糸球体腎炎。検査と治療の流れ。
溶連菌感染症になったお子さんが、その後「顔や手のむくみ」や「肉眼で確認できるような血尿」を発症した場合、急性糸球体腎炎の可能性があります。
今週のLINKED通信
アーカイブ
今週の
サポーター情報
REPORT
Special Thanks
画像提供:PIXTA
中日新聞リンクト編集部からのお願い
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
(各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)
コメントを残す