毎日発信 今朝のLINKED通信
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新型コロナ予防に抗体カクテル療法を。
新型コロナウイルスの流行は、やっと落ち着いてきました。
ただ、引き続きの感染予防対策や、第6波に向けての備えは必要とされています。
そんななかで、予防に関するうれしいニュースが届きました。
抗体カクテル療法の適応拡大を申請。
「抗体カクテル療法」は、新型コロナウイルスの増殖を防ぐために、2種類の抗体を同時に点滴で投与する治療法。
現在は、軽症から中等症の患者で、重症化リスクのある人を対象に投与されています。
この抗体カクテル療法について、日本での販売権を持つ中外製薬は新型コロナウイルス感染症の予防薬、および無症状の感染者に対する治療薬として適応を拡大するよう厚生労働省に申請しました。
重症化の予防だけでなく発症の予防効果も。
これまでの海外の治験によると、抗体カクテル療法を無症状の患者に投与したところ、発症するリスクを31%減らす効果が確認されたといいます。
また、家庭内で濃厚接触者となった人に感染を予防する目的で投与したところ、治験を始めた時点で感染していなかった人では、感染して発症するリスクが81%減少したそうです。
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この申請が承認されれば、また一つ、新型コロナと闘う武器が増えることになりますね。
■詳しくは、中外製薬『ニュースリリース(2021年10月11日)』へ
■詳しくは、NHK NEWS WEB『抗体カクテル療法 無症状患者や予防にも 対象拡大を申請(2021年10月12日)』へ
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