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東京都・大阪府医師会、コロナ診療体制づくりへ一歩を踏み出す。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、急増する自宅療養者。
自宅放置や急激な重症化などの課題を解消するには、地域医療に携わる人々の連携が必要です。
そのための体制づくりを、東京都医師会と大阪府医師会が精力的に進めています。
保健所を補完し、自宅療養者をみんなで見守る。
東京都医師会は8月13日、自宅で療養する人の急増に対応するための東京都医師会の取り組みを発表。
各地区の医師会だけではなく、往診や在宅診療を専門とする医療機関などの協力を得ながら、休日も含めて24時間体制で見守る取り組みを進めていると説明しました。
大阪府医師会も8月27日、新型コロナウイルスの自宅療養者を診療する医師向けに指針をまとめ、公表。
往診前に自覚症状などを聞き取り、症状悪化の兆候が表れやすい血中の酸素飽和度に注意することなどを明記。
重症化リスクがある患者は治療薬の「抗体カクテル療法」を行う病院に迅速に入院させることも盛り込んでいます。
コロナにかかってもすぐ治療を受けられる体制へ。
病院だけでなく、かかりつけ医である開業医の方々がコロナ治療に関わることで、コロナの治療体制は大きな前進が期待できます。
オンライン診療の普及など、課題はたくさんありますが、東京都医師会・大阪府医師会が先導役となり、地域が一丸となって見守る体制ができることを願いたいものです。
■詳しくは、NHK NEWS WEB 『自宅療養者にオンライン診療の新システム導入へ 東京都医師会(2021年8月13日)』へ
■詳しくは、THE SANKEI NEWS 『自宅療養の診療指針を公表 大阪府医師会(8月27日)』へ
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