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AB型の人は新型コロナの重症化リスクが高い。
「コロナ制圧タスクフォース」ってご存じですか。
2020年5月、感染症学、ウイルス学、分子遺伝学、ゲノム医学、計算科学、遺伝統計学など
さまざまな分野の専門家が横断的に結集。最先端のゲノム解析技術などを駆使して、
新型コロナウイルス感染症の脅威から社会を守るために精力的な活動を展開しています。
その研究成果の一つをご紹介します。
65歳未満の重症化リスクはO型が低く、AB型がもっとも高い。
コロナ制圧タスクフォースが今回発表したのは、日本人で新型コロナウイルス感染症の重症化に関わる遺伝的特徴です。
国内で新型コロナウイルスに感染した患者3400人以上から血液や臨床データを収集。
ABO式血液型の詳細な推定と感染症との関わりを調べた結果、O型の人は新型コロナウイルス感染症における重症化リスクが約0.8倍と低い一方、AB型の人は重症化リスクが約1.4倍と高くなる傾向が判明したということです。
肥満や痛風・高尿酸血症も重症化のリスクに。
また、コロナ制圧タスクフォースは、どのような基礎疾患や体質を持つ人が重症化しやすいのかを分析。
その結果、日本人では、肥満や痛風・高尿酸血症の発症リスクが新型コロナウイルス感染の重症化のリスクになるという因果関係が示唆される結果となりました。
日本人は世界的にみても、新型コロナによる重症化・死亡率が少ない傾向があります。
その秘密を解き明かすためにも、コロナ制圧タスクフォースの今後の研究に注目していきたいものです。
■詳しくは、プレスリリース「コロナ制圧タスクフォース 日本人集団における 新型コロナウイルス感染症重症化因子の有力候補を発見(2021年5月18日)」へ
■詳しくは、コロナ制圧タスクフォース「ホームページ」へ
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