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緊急事態宣言下でもなかなか進まないテレワーク。
昨日は、新型コロナ陽性になった人に対するアンケート調査から、通勤や出張での感染リスクが疑われることを紹介しました。
では、通勤を減らすテレワーク制度はどれくらい導入されているのでしょうか。
2回目の緊急事態宣言の方がテレワークの実施は7.1ポイント減少。
アデコグループジャパンは、企業で働く人事・総務担当者約1496名を対象にこれまでの緊急事態宣言下でのテレワークの実施状況などについてアンケート調査を実施しました。
それによると、1回目の緊急事態宣言期間(2020年4月16日〜5月25日) では、42.3%の企業が全社的にテレワークを実施しましたが、2回目( 2021年1月8日〜2月28日※)では35.2%に減少しました。
※首都圏1都3県は3月17日まで
3回目の緊急事態宣言、テレワークはどこまで進んでいるか。
このアンケート調査で気になるのは、テレワーク制度を導入したものの、今後は「縮小、廃止予定」と回答した担当者が14.9%もいたことです。
そうした企業が少なからずあるとすれば、3回目の緊急事態宣言下でもテレワークはそれほど進んでいないことが予想されます。
現在、緊急事態宣言が発令されているエリアは、9都道府県に拡大されており、国はテレワークなどをさらに促進して人の流れを減少させたいと述べています。
政府の強い呼びかけと、企業のさらなる努力が期待されます。
■詳しくは、PR TIMESアデコグループジャパン プレスリリース「緊急事態宣言下のテレワーク実態調査(2021年4月28日)」へ
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