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東京と大阪では、新型コロナの変異株の種類が違う?
第4波に突入した新型コロナウイルス感染症の流行、関西圏での拡大が止まりません。
関西と関東の差はどうして生まれるのでしょう。
要因はいろいろありますが、その一つとして注目されるのが変異株です。
関西圏で猛威を振るうのは、イギリス型の「N501Y変異株」。
関西圏で主流となっている変異株は、イギリス型の「N501Y変異株」です。
変異株は、ウイルスのスパイクと呼ばれる突起部分のアミノ酸が変化したものですが、「N501Y変異株」はスパイクタンパク質のうち501番目にあるアミノ酸がN(アスパラギン)からY(チロシン)へ変異しています。
この変異株は感染力や病原性(病気を発症させる性質)などが従来の株よりも高いといわれています。
東京で増えているのは「E484K単独変異株」。
一方、東京都健康安全研究センターの調査によると、東京で増えている変異株は「E484K単独変異株」というもの。
これは、484番目のアミノ酸がE(グルタミン酸)からK(リシン)へ変異しています。
感染力は従来株とほぼ変わりないとされていますが、ワクチンが効きにくくなる可能性が指摘されています。
今後、変異株は従来型にとって変わっていく予定です。
関西と関東の違いも含め、その動向をしっかり見ていきたいものです。
■詳しくは、YAHOO!ニュース「変異ウイルスN501Yとは?何が脅威か(2021年4月8日)」へ
■詳しくは、東京都福祉保健局「都内の変異株の発生割合」へ
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