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新型コロナワクチンの筋肉注射って、どんな注射?
連日の報道で、新型コロナワクチンを接種するシーンが映し出されています。
それを見て印象に残るのが、注射針が皮膚の面に対して垂直に刺されるところです。
この刺し方には、どんな意味があるのでしょうか。
予防接種の主流は「皮下注射」。
インフルエンザなど日本での予防接種は、皮下注射が主流です。
これは、皮膚の下にある、脂肪などでできた皮下組織に薬液を注入するもの。
皮膚に対して注射を傾けて、斜めに浅く針を刺します。
新型コロナワクチンは「筋肉注射」。
ファイザー社の新型コロナワクチンは、皮下組織のさらに奥にある筋肉に薬液を注入するもの。
筋肉までしっかり液を注入するため、皮膚に対して直角に刺します。
注射する場所は、肩峰(けんぽう:肩甲骨の一部が飛び出しているところ)から2~3本横指を下にずらした中央の位置。
刺し入れの深さは体型により13㎜~20㎜が目安だといいます。
また、注射をした後、揉まないようにするのも筋肉注射の特色です。
直角に針を刺す映像を見ると、ちょっと怖い印象もありますが、筋肉注射をした直後の痛みは、皮下注射よりも軽いとか。
過度に恐れず、ワクチン接種を待ちたいですね。
■詳しくは、日本医師会「日本医師会新型コロナワクチン速報【第5号】」へ
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