毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
早寝早起きは体内時計の変化のため。
高齢になると、若い頃にくらべて早寝早起きになります。
これは体内時計の加齢変化によるものだといわれています。
体内時計は、脳にある1日の生活リズムを調整する機能のこと。
血圧・体温・ホルモン分泌など睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになるため、早寝早起きになるのです。
浅い睡眠も加齢現象の一つ。
早寝早起きと並んで、加齢とともに睡眠も浅くなります。
私たちは、寝ているとき、「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」を繰り返しています。
年を重ねると、深いノンレム睡眠が減り、浅いノンレム睡眠が増えていきます。
そのため尿意やちょっとした物音などでも何度も目が覚めてしまうようになります。
寝床にいる時間を減らして元気に活動を。
睡眠時間が短くなるのに、高齢者ほど寝床に入っている時間が長いことが分かっています。
眠れないまま寝床にいる時間が増えると、睡眠の満足度も低くなります。
眠気が出たら床につき、朝方に目が覚めたら、元気に活動を開始しましょう。
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次回は、更年期女性の睡眠について考えてみたいと思います。
※参考サイト
■厚生労働省e-ヘルスネット「高齢者の睡眠」
Beyongコロナキャンペーンーコロナを乗り越えこれからの健康を考えよう。ー
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高齢者になると睡眠が浅くなると言う記事でレム睡眠が短くなってノンレム睡眠
だと思いますが、ノンレム睡眠が2回も出てきました。
前田様、ご指摘頂きました件ですが、修正をいたしました。
大変申し訳ございませんでした。