毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
その大量の汗、怖い病気が隠れているかも?
夏に気になる汗のシミやニオイ。
異常な発汗は「多汗症」の可能性がありますが、なかでも全身に大量の汗をかく場合は、
別の病気が隠れている可能性があります。
汗かきの背後に隠れている病気とは?
大量の汗はさまざまな病気と深い関わりがあります。
注意してほしい病気の一例を紹介します。
■甲状腺機能亢進症
首の前面に甲状腺という臓器があり、エネルギーの利用を促すホルモンを分泌しています。このホルモンが過剰に産生されると多汗症を引き起こします。
■更年期障害
女性の場合、女性ホルモンのエストロゲンが30代半ばから減りはじめ、40代半ばからは急激に減少します。この変化によって自律神経が不安定となり、多汗症を引き起こすことがあります。
■感染症
菌やウイルスに感染した場合、発熱や倦怠感などの症状とともに多汗になる場合があります。
■褐色細胞腫
副腎に腫瘍ができて、カテコールアミン(アドレナリン,ノルアドレナリン,ドパミンの総称)が過剰につくられ、多汗・高血圧・糖尿病・頭痛などを引き起こすことがあります。
■低血糖
血糖値が低下すると交感神経が興奮し、冷汗、手の震え、頻脈、顔面蒼白、汗をかくといった症状がでてきます。
■悪性リンパ腫
リンパ組織から発生した悪性腫瘍の総称で、首やわき、鼠径部のリンパ節が腫れて気づくことが多く、大量の寝汗をかく症状が知られています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうした病気を早期発見するためにも、急に汗が出る、暑くないのに汗をかくなど、異常な汗を感じたときは、早めにかかりつけ医を受診しましょう。
※参考サイト
同友会グループ・同友会メディカルニュース「2017年3月号 汗っかきに潜む怖い病気」
自宅から気軽にご覧いただけるWEBセミナーを開催します。スマートフォンやパソコン、タブレットで、ぜひご視聴ください。
■胃がんの専門医によるWEBセミナー『【7/30録画配信】多診療科で支える胃がん治療』へ
■皮膚の専門医によるWEBセミナー『【7/30LIVE配信】あきらめていませんか? 頭のかゆみ
~頭部の皮膚炎に対する最近の知見~』へ
■小児アレルギーの専門医によるWEBセミナー『【7/30LIVE配信】小児アレルギーの治療法と検査法〜食物経口負荷試験と食物経口免疫療法〜』へ
Beyondコロナキャンペーン
-
2022.4.22
中日新聞LINKED/甲状腺ホルモン分泌量が高まることで疲労感やだるさを引き起こす、甲状腺機能亢進症
「甲状腺機能亢進症」は、「バセドウ病」や「機能性甲状腺結節」など、甲状腺のホルモン分泌の高まりによって引き起こされる病気の総称です。
-
2022.4.15
中日新聞LINKED/動脈硬化の放置が様々な臓器に後遺症を残す?
動脈硬化は心疾患や脳血管疾患を引き起こすことで広く知られていますが、それに加えてこれらの疾患が様々な臓器へ後遺症を残していく可能性があります。
-
2022.2.24
中日新聞LINKED/加齢と共に目がかすむ、眩しい時は白内障かも
白内障(はくないしょう)とは、眼の水晶体(すいしょうたい)が白く濁っていき、視力の低下や眩しさを感じたり、ものがぼやけて見えたりするようになる病気です。
-
2021.12.11
西尾市民病院/スキン-テアの看護
スキン-テアは主に高齢者の四肢にできる外傷性創傷です。ちょっとした刺激でできる皮膚の傷を速やかに手当てし、しっかり予防していきます。
-
2022.6.9
中日新聞LINKED/ときどき起こる胸の痛みや不快感は、狭心症の症状かもしれません。
階段を上ったりするとき、胸の違和感や不快感を感じることはありませんか。もし、日常的にたびたび胸痛発作を起こすようなら狭心症かもしれません。
今週のLINKED通信
アーカイブ
今週の
サポーター情報
REPORT
Special Thanks
画像提供:PIXTA
中日新聞リンクト編集部からのお願い
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
(各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)
コメントを残す