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今朝のLINKED通信

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コロナ禍でも検査を受けよう⑦尿酸代謝の検査で何がわかる?

コロナ禍でも検査を受けよう。
7回目は、尿酸代謝の検査について。
働き盛りの男性を中心に、尿酸値の高い人が多くみられるそうです。

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そもそも尿酸とは何でしょう?

尿酸は、その漢字から「尿」に関係するものと思っている方もいるかもしれません。

そうではなくて、尿酸とは、体内で新陳代謝によって生じる老廃物のことです。

通常は腎臓から尿中へ排泄されますが、何らかの原因によって排泄量より産出量が高くなると、血液中の尿酸の量が増えます。

尿酸値が高いと、痛風や腎不全などのリスクが…。

尿酸値は、血液検査で血清1dl中に尿酸が何mg含まれているかを調べますが、その値が7.0mg/dLを超えると「高尿酸血症」と診断されます。

尿酸値が高い状態が続くと、血液中の尿酸が結晶化し、足の親指の付け根などに炎症・激痛が起こります。

この状態が痛風です。進行すると、関節が腫れたり、尿路結石や痛風腎(腎不全)を合併することもあります。

また、尿酸値が高いと、動脈硬化が進みやすい状態を示します。

検査で「高尿酸血症」と診断されたら、早めに内科を受診し、さらに詳しい検査や治療を行っていきます。

尿酸値とプリン体の多い食品との関係は?

尿酸は体内でプリン体が分解されてつくられます。

そのため、食事でプリン体をとりすぎると尿酸値が高くなると考えられがちですが、そうとばかりは言えません。

プリン体は食物から取り入れるだけではなく、体内でもつくられています。

食品から直接プリン体をとらなくても、食事の量が多いと体内のプリン体が多くなり、尿酸も増えます。

尿酸値を下げるには、食事全体の量やお酒を減らすなど、食生活全体を見直すことが大切です。

■詳しくは、総合南東北病院・広報誌「みな・みな・ねっと」『健診ナビ 尿酸代謝(痛風)の検査について』へ

■詳しくは、東京都報道事業健康保険組合『よくわかる健診・人間ドックガイド「尿酸」』へ

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