毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
特例承認された米国メルクの飲み薬の販売名は「ラゲブリオカプセル」。
昨年末、新型コロナウイルス感染症の重症化を防止する米国メルクの経口薬「モルヌピラビル」が日本でも特例承認されました。
今までモルヌピラビルと報道されてきましたが、販売名は「ラゲブリオカプセル200mg」というそうです。
18歳以上の重症化リスクの高い人が対象。
これまで新型コロナに感染し、重症化リスクの高い人には点滴剤が投与されていましたが、いよいよ飲み薬の服用が始まります。
本剤の使用方法に関しては、「コロナ感染症の症状が発現してから速やか(症状発現から5日程度までを目安)に、18歳以上の患者に対して1回800mgを1日2回・5日間経口投与すること」としています。
なお、発症から6日目以降に投与開始した患者への有効性に関するデータはありません。
主な副作用は胃腸障害や神経系障害など。
副作用についても公表されています。
●胃腸障害:「下痢・悪心」が1%以上5%未満の患者に、「嘔吐」が1%未満の患者に発生しています。
●神経系障害:「浮動性めまい、頭痛」が1%以上5%未満の患者に発生しています。
●皮膚・皮下組織障害:「発疹、蕁麻疹」が1%未満の患者に、「中毒性皮疹」が頻度不明で生じています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうした副作用にも十分な注意が必要だと思われますが、この飲み薬が今後、有効に働き、医療現場の逼迫防止につながることを期待したいですね。
Beyondコロナキャンペーン
-
2021.12.13
【こんな言葉知っていますか?】サルコペニア・ フレイル予防
高齢の方、高齢者をご家族に持つ方にとって、大切な言葉があります。「サルコペニア」と「フレイル」。健康寿命を延ばすために、今、注目されている言葉です。
-
2021.11.19
【岐阜県総合医療センター】産後うつに悩む母親・妊産婦・ご家族を地域と連携して支えます。
産後うつは、出産後から2週間を超えて持続し、日常生活動作を妨げるような抑うつ症状を起こします。産後の女性の10-15%前後に産後うつが見られます。
-
2021.12.10
西尾市民病院【病気のおはなし】心不全
心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、症状がだんだん悪くなり、生命を縮める病気です。
-
2021.12.19
【新人対談企画】医療にはコミュニケーションが何より大切。
初期臨床研修医 × 新人看護師。地域医療を支える新しい力として当院で医療職の歩みを始めた二人の今の気持ち、状況をレポート
-
2021.12.19
安心・安全な医療提供のために、病院全体での改善活動を促進
当院の医療安全・感染対策室には、2名の医療安全専従担当看護師が在籍し、当院の医療サービス提供の安全を支え続けています。
今週のLINKED通信
アーカイブ
今週の
サポーター情報
REPORT
Special Thanks
画像提供:PIXTA
中日新聞リンクト編集部からのお願い
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
(各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)
コメントを残す