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病院・クリニックからのトピックス
西尾市民病院〈発〉

【病気のおはなし】心不全

西尾市民病院のCare

2021年12月10日|137 VIEW

心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、症状がだんだん悪くなり、生命を縮める病気です。

01 超高齢社会に懸念される、心不全パンデミック。

心臓は全身に血液を送り出すポンプとして、休むことなく働いています。その機能が徐々に悪化して、心臓から充分な血液を送り出せなくなり、命を縮める病気が心不全です。心不全になると、疲労感や手足の冷えなどが生じると同時に、血液が心臓に戻る機能も弱まるため、血液が滞り、むくみや息切れが起こります。心不全になる原因はさまざまで、心筋梗塞や狭心症、動脈硬化、高血圧、心筋症、不整脈などが考えられます。
現在、日本では高齢者の増加に伴い、心不全などの心臓病を持つ患者さんが増加し続けています。全国の入院患者は毎年1万人ずつ増加し、2030年には130万人に達すると推計されています。このように心不全の患者さんが大幅に増加することを「心不全パンデミック」と呼び、地域の医療対策が急がれています。

 

画像提供PIXTA

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