毎日発信 今朝のLINKED通信
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今朝のちょっと深読み/免疫の暴走で、重症化。
新型コロナウイルス感染症の怖いところは、突然、容体が急変し、重篤な状態に陥り、最悪の場合、多臓器不全により命が奪われてしまうことです。
その重症化を引き起こすのは、「免疫系の過剰な生体防御反応であるサイトカインストームが原因」であるという論文を、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(以下、量研)などの研究グループが発表しています。
免疫系が正常な細胞まで攻撃してしまう。
サイトカインストームとは、本来、生体を防御するための免疫系が正常な細胞や組織に対してまで攻撃してしまうこと。量研のプレスリリースによると、「免疫関連タンパク質であるインターロイキン6(IL-6)の増幅回路が活性化され、炎症性サイトカインの産生が異常に増加して起こる」といいます。
免疫の暴走を抑える薬に期待。
その免疫暴走の抑制に有効といわれるのが、関節リウマチ治療薬として承認されている「アクテムラ」です。これは、中外製薬(株)が開発した抗体医薬品。インターロイキン6の働きを抑える作用があり、重症の新型コロナウイルス感染症に対する治験が今、世界で、そして、国内でも行われています。
アクテムラが使えるようになれば、新型コロナウイルス感染症に対する武器がまた一つ、加わることになります。
■論文については、量子科学技術研究開発機構のプレスリリース(2020年4月15日更新)へ。
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