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新型コロナの変異株は、子どもにも感染しやすい。
従来型の新型コロナウイルス感染症は、20代以上の大人の感染者が主流でした。
しかし、変異株は1人の感染した人から他の人へ感染させる力が強く、
子どもを含む幅広い年代に感染する可能性があります。
10代以下の感染が、全体のおよそ4分の1。
厚生労働省が3月16日までに確認された変異ウイルスの感染者405人について、年齢を調べました。
■年代別変異ウイルスの感染者数ランキング
第1位 40代 67人(17%)
第2位 10歳未満 59人(15%)
第3位 10代 48人(12%)
第4位 30代 54人(13%)
第5位 50代 45人(11%)
第6位 20代 35人(9%)
第6位 80代以上 35人(9%)
第8位 70代 27人(7%)
第9位 60代 25人(6%)
変異株はすべての年代層に感染しやすい。
ただし、イギリスの専門家会議の見解では、変異ウイルスは子どもが大人よりも感染しやすいわけではなく、どの年齢にも感染しやすい可能性があるとしています。
また、日本小児科学会は「変異株が子どもにより重い症状を引き起こす可能性を示す証拠は得られていない」としています。
すでに国内でも、子どもが集まる施設で、変異株によるクラスターの報告がされており、今後、警戒を強めていきたいものです。
■詳しくは、NHKおうちで学ぼう!「変異ウイルスの特徴・最新情報」へ
■詳しくは、日本小児科学会「子どもと新型コロナウイルスの変異株の感染について(2021年3月23日)」へ
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