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二重マスクって感染予防の効果はあるの?
新型コロナウイルス感染予防に欠かせないマスク、あなたは一枚ですか、それとも二枚重ねていますか。
先月、「アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が二重マスクを推奨」という報道が流れました。
はたして、二重マスクにした方が予防効果は高まるのでしょうか。
CDCの研究結果は?
CDCが比較実験したのは、次の3つのマスクです。
1, サージカルマスク(不織布マスク)
2, サージカルマスクの上に布製マスクを着用(二重マスク)
3, サージカルの両側に結び目を作って隙間をなくしたマスク
この3種類のマスクを用いて、飛沫の排出量や飛沫を浴びる量を比較しました。その結果、排出する側/浴びる側がどちらもマスクを装着していた場合、
飛沫の量は
1, サージカルマスク… 84.3%減
2, 二重マスク… 96.4%減
3, 結び目マスク… 95.9%減
でした。
感染リスクの高い場所では二重マスクも。
CDCの実験から見えてきたことは、マスクを着用する際、飛沫が入り込む隙間がない方が有効だということです。
マスク1枚のときでも、ノーズワイヤーを鼻の上で曲げて顔に密着させるようにしましょう。
また、狭い空間で長時間会話するなど、感染リスクの高い場所では、サージカルマスク+布製マスクの二重マスク対策も有効だといえそうです。
■詳しくは、YAHOOニュース「感染防止のために「二重マスク」にすべきなのか?(2021年2月13日)」へ
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