
2020.07.031,214 views
文部科学省が、子どもがいる空間では噴霧しないよう通達した「次亜塩素酸水」。結局、有効かどうか、使っていいのか悪いのか、と気を揉んでいた人もいるでしょう。その有効性や使い方について、厚生労働省が改めて紹介しています。
一定濃度の次亜塩素酸水は、新型コロナウイルスの感染力を一定程度減弱させることが確認されています。拭き掃除には、有効塩素濃度80ppm以上(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かした製品の場合は100ppm以上)の次亜塩素酸水をたっぷり使います。
テーブルなどを消毒するときは、まず目に見える汚れをしっかり落とします。その上で、テーブルの表面をヒタヒタに濡らした後、20秒以上おきます。そして、きれいな布やペーパーで拭き取ります。アルコールのように、少量をかけるだけでは効かないので、少々面倒な使い方になりますね。
消毒したいモノに流水掛け流しを行う場合、35ppm以上のものを使いましょう。20秒以上掛け流した後、きれいな布やペーパーで拭き取ってください。これも、アルコールのように少量をかけるだけでは効きません。
なお、次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムとは違います。次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めても、次亜塩素酸水にはなりません。また、不安定な物質のため、冷暗所に保管し、早めに使い切ることが大切です。
■詳しくは、厚生労働省 新型コロナウイルス対策ポスター「次亜塩素酸水を使ってモノの消毒をする場合の注意事項」
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画像提供:PIXTA
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次亜塩素酸スプレー使用していますと、テーブルの色が白っぽく変色してきます。テーブルの塗装が剥がれるなど違う意味で、使いづらくなりそうです。