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コロナ禍でも検査を受けよう⑬心電図の検査で何がわかる?

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コロナ禍でも検査を受けよう。13回目は、心電図の検査について。
近年、健康診断で心電図検査が行われることが増えています。
どんな検査か、理解しておきましょう。

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健康診断で行われる心電図検査とは。

心臓は収縮と拡張を繰り返すポンプとして働き続け、全身に血液を送り出しています。

心臓が拍動するときに、微量な電気が心臓の筋肉から発生します。その電気信号を体の表面で捉えて記録したものが心電図です。

もっとも一般的な「標準12誘導」と呼ばれる方法では、ベッドに仰向けになり、胸に6カ所、両手首、両足首の合計10カ所に電極を貼り付け、12の波形を記録します。

心電図検査でわかることは?

心電図検査は、心臓病の早期発見と予防に欠かせない検査です。

正確に描き出された12の波形からは、とても多くの情報が得られます。

たとえば、心電図上で認められる特定の異常から、過去の心臓発作(心筋梗塞)、心拍リズムの異常(不整脈)、心臓への血液と酸素の供給不足(虚血)、心筋の壁の肥厚(心肥大)などがわかります。

精密検査が必要になったら、どうする?

心電図検査で異常が見つかったら、循環器科、循環器内科を受診して、詳しく比べます。

たとえば、24時間連続して心電図を記録する「ホルター心電図」や運動して行う「運動負荷心電図」など。

そのほか、胸部X線検査や心エコー検査などを行い、心臓の病気を確定します。

※参考サイト
■平成記念病院「心電図検査ってなあに?」
■MSDマニュアル「心電図検査」

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