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コロナ禍でも検査を受けよう⑧血液一般検査で何がわかる?
コロナ禍でも検査を受けよう。8回目は、血液一般検査について。
健康診断では、血液中の赤血球、白血球、血小板などを測定しますが、
これらの数値からどんなことがわかるでしょうか。
主な項目について紹介します。
赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットの3つの値で、貧血をチェック。
赤血球は血液中の血球成分の1つで、酸素を運ぶ働きがあります。
なんらかの原因で赤血球が減少すると、酸素運搬機能が低下して貧血となります。
ヘモグロビン(血色素)は赤血球中の赤い色素の成分です。
酸素運搬機能をもっとも反映する数値で、赤血球が正常値でも、ヘモグロビンが不足していると貧血になります。
ヘマトクリットとは、一定量の血液の中に含まれる赤血球の容積の割合をいいます。その割合を調べることで、貧血の有無がわかります。
白血球が基準値から外れると、さまざまな病気の疑い。
白血球は、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物から、体を守る免疫機能の役割を担っています。
体内に異物が侵入すると白血球が急激に増加し、白血球をつくる細胞の働きが低下していると、白血球が減少します。
白血球が基準値から外れると、膠原病、感染症、アレルギー疾患、白血病、がんなど、さまざまな病気の疑いがあります。
血小板の異常な増減は重大な病気のサイン。
血小板は、血管が破れて出血した際、血を止める役目を果たします。
血小板が増えすぎると、血栓(血の塊)ができて、血管が詰まりやすくなります。
逆に少なすぎると、出血した際に血が止まりにくくなります。
血小板数の異常な増減には、白血病や再生不良貧血など、重大な病気が関わっている可能性があり、注意が必要です。
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血液一般検査は、全身の状態を把握するために欠かせない検査です。
「要精密検査」という判定であれば、内科を受診してより詳しい検査を受けることになります。
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