毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
オミクロン株とデルタ株を比べてみると…?
風邪の症状に似ているとも言われる、
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」。
従来のデルタ株と比べると、どんな違いがあるでしょう。
カナダで報告された感染例の研究結果によると…。
昨年末、オミクロン株とデルタ株の重症化リスクを比較した研究結果が、健康科学に関する未発表論文を掲載しているインターネットサイト(プレプリントサーバー)「メドアーカイブ」に掲載されました。
この研究では、2021年11月22日から12月25日までの間にカナダで報告されたオミクロン株感染例1万1622人、デルタ株感染例1万4181人が対象となりました。
●オミクロン株感染例 1万1622人
入院: 59人(0.51%)死亡: 3人(0.03%)
●デルタ株感染例 1万4181人
入院:221人(1.56%)死亡:17人(0.12%)
統計解析の結果、オミクロン株はデルタ株に比べて、入院もしくは死亡例が65%、集中治療室への入室もしくは死亡例が83%、統計的にも有意に低いことが示されました。
オミクロン株の重症化リスク低下の理由は?
オミクロン株の重症化リスクが低下した理由として、ウイルスが肺の奥ではなく気管支よりも上部で増殖するからではないかと考えられています。
そのため、デルタ株のように肺炎で入院する人が大幅に減少しているということです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうした研究データがさらに集まり、ウイルスの特性にあった対策が講じられるよう期待したいですね。
■詳しくは、YAHOO!ニュース『終わりの始まり?オミクロン株の重症化リスクに関する研究データ」(2022年1月16日)』へ
Beyondコロナキャンペーン
-
2021.11.19
【小児心臓病・先天性心疾患】赤ちゃんの100人に1人に見られる生まれつきの心臓の病気。
子どもの心臓病の70〜80%は先天性の心疾患で、生まれつきの心臓の異常です。赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときに発見されることもあります。
-
2021.12.12
子どもに多い腎臓病、急性糸球体腎炎とは?
一般的に中高年の病気というイメージが強い腎臓病ですが、実は腎臓病のなかには、大人になってからよりも子どもの頃の方が発症しやすいものがあります。
-
2021.12.12
スキン-テアの看護
ちょっとした刺激でできる皮膚の傷を速やかに手当てし、しっかり予防していきます。
-
2021.12.12
練達の医師を迎えさらに生活に近い病院へ。
二人のベテラン医師を迎え、総合診療や在宅医療支援を強化していきます。
-
2021.12.12
ヨナハの医療は次のステージへ。
令和3年(2021年)11月1日、ヨナハの新しい物語が始まった。医療と生活を繋ぐ拠点として新生児から高齢者までの人生を一貫して支えていく。
今週のLINKED通信
アーカイブ
今週の
サポーター情報
REPORT
Special Thanks
画像提供:PIXTA
中日新聞リンクト編集部からのお願い
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
(各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)
コメントを残す