毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
動けない、働けない。コロナ後遺症と神経免疫疾患。
新型コロナウイルスに感染し、回復した後も、長く後遺症で苦しむ人々がいます。
今回は、コロナ後遺症の一つとして注目される、神経免疫疾患についてお話しします。
ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)という病気。
新型コロナに感染した人のなかで、治療後もずっと強い倦怠感に苦しむ人がいます。
その症状は、ウイルス感染を契機として発症する神経免疫疾患「ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)」である可能性があるそうです。
この病気は脳と中枢神経に影響を及ぼす複雑な慢性疾患。
発症すると、仕事や学校に行けなくなり、寝たきりになることもあるといいます。
国立精神・神経医療研究センター病院ではすでに約50名が、コロナ関連のME/CFSと診断されています。
新型コロナの治療後、仕事や学校に戻れない人も。
NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会が2021年、コロナ感染後にME/CFS様の症状が続く人を対象にWEBアンケート調査(回答者141名)を実施したところ、「仕事や学校に戻ることができない」人が73.8%、「身の回りのことができない」人が32.6%、「寝たきりに近い」人が25.5%という深刻な実態が浮き彫りになりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オミクロン株の流行に伴い、今後、さらに多くの人が感染する可能性があります。
コロナ後遺症についても正しい知識をおさえておきたいですね。
■詳しくは、MRIC by 医療ガバナンス学会メールマガジン『“コロナ後遺症”外来担当医に知っていただきたいこと(2022年1月4日)』へ
Beyondコロナキャンペーン
-
2021.12.14
【検査・診断を学ぼう】がん遺伝子パネル検査
がん遺伝子パネル検査とは?がん組織を用いて、多数の遺伝子を網羅的に同時に調べる検査です。
-
2021.12.14
安心・安全な医療提供のために、病院全体での改善活動を促進。
当院の医療安全・感染対策室には、2名の医療安全専従担当看護師が在籍し、当院の医療サービス提供の安全を支え続けています。
-
2021.12.13
【こんな言葉知っていますか?】サルコペニア・ フレイル予防
高齢の方、高齢者をご家族に持つ方にとって、大切な言葉があります。「サルコペニア」と「フレイル」。健康寿命を延ばすために、今、注目されている言葉です。
-
2021.11.19
【岐阜県総合医療センター】産後うつに悩む母親・妊産婦・ご家族を地域と連携して支えます。
産後うつは、出産後から2週間を超えて持続し、日常生活動作を妨げるような抑うつ症状を起こします。産後の女性の10-15%前後に産後うつが見られます。
-
2021.12.10
西尾市民病院【病気のおはなし】心不全
心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、症状がだんだん悪くなり、生命を縮める病気です。
今週のLINKED通信
アーカイブ
今週の
サポーター情報
REPORT
Special Thanks
画像提供:PIXTA
中日新聞リンクト編集部からのお願い
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
(各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)
コメントを残す