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今朝のちょっと深読み/子どもがいる場所では、次亜塩素酸水を噴霧しない。
新型コロナウイルス感染症の予防のために、次亜塩素酸水などの消毒剤などを使っているご家庭も多いでしょう。
でも、その安全性や有効性については、いろいろな説があります。
文部科学省の通達によると…。
文部科学省は、子どもたちがいる空間では次亜塩素酸水の噴霧を行わないよう教育委員会などに通知しました。その文書には、次のように書かれています。
●次亜塩素酸水の噴霧について
次亜塩素酸水の噴霧器の使用については、その有効性及び安全性は明確になっているとは言えず、学校には健康面において様々な配慮を要する児童生徒等がいることから、児童生徒等がいる空間で使用しないでください。
また、学校の物品を消毒する際には、次亜塩素酸ナトリウム消毒液や消毒用エタノールなどで拭くことを求めています。
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いは?
では、名前のよく似ている次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは、どう違うのでしょう。
●次亜塩素酸水(酸性)
塩酸や食塩水を電気分解して得られる次亜塩素酸の水溶液です。殺菌や除菌の効果があり、噴霧タイプの商品がいろいろ販売されています。
●次亜塩素酸ナトリウム液(アルカリ性)
塩素系殺菌剤のひとつ。家庭で使われるハイター®やカビキラー®などを指します。身近なものの殺菌消毒に使われますが、噴霧するのは有毒です。
有効性・安全性が確認されるまで、次亜塩素酸水の噴霧は慎重に判断した方が良さそうです。
■詳しくは文部科学省「学校における消毒の方法等について」(令和2年6月4日)へ。
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