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新型コロナ抗体カクテル療法、95%の患者の症状が改善。
新型コロナウイルスの軽症から中等症の患者を対象とする「抗体カクテル療法」。
今年7月に国内で承認され、入院患者だけでなく外来でも使用が認められています。
その治療効果について、うれしいニュースが入ってきました。
420人中、400人の患者に効果。
治療効果が報告されたのは、東京都のモニタリング会議。
東京都は116の医療機関で抗体カクテル療法を受けた420人を調査しました。
その結果、95%余りにあたる400人は症状が改善したということです。
その一方で、投与の後も症状が改善せず入院を続けている人は19人で、このうち18人は50代以上でした。
また、投与を受けた60代の基礎疾患のある男性はその後、亡くなったそうです。
早期治療が大切。かかりつけ医にすぐ相談を。
発症から投与までの期間をみると、改善した患者の56%余りは4日以内、改善しなかった患者の63%余りは5日以降でした。
新型コロナウイルスも、ほかの病気と同様に、早期診断と早期治療が大切です。
発熱など新型コロナが疑われる症状が出た場合は、すぐに身近なかかりつけ医や近くの医療機関に相談しましょう。
■詳しくは、NHK NEWS WEB 『新型コロナ 抗体カクテル療法で患者の95%の症状改善 都が調査(2021年9月9日)』へ
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