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新型コロナ、集団免疫までの遠い道のり。
新型コロナウイルス感染症の流行を収束させるには、
少なくとも人口の60〜70%が抗体を保有しなくてはならないと考えられています。
しかし、そこまでの道のりはまだまだ遠いようです。
5つの都府県で抗体保有率を調査。
昨年12月、国は5つの都府県で、新型コロナウイルスの抗体保有率の調査を実施。
その結果は下記のようになりました。
<新型コロナウイルスの抗体保有率の調査>
■東京都 1.35%
■愛知県 0.71%
■大阪府 0.69%
■福岡県 0.42%
■宮城県 0.14%
新型コロナウイルスに感染した人の体には「抗体」がつくられます。
抗体は、体内に入った抗原を体外へ排除するために作られる免疫防御機能のあるタンパク質の総称。
血液中の抗体の有無を検査することで、「過去に感染していたかどうか」を調べることができます。
でも、この調査で、依然として多くの人が抗体を保有していないことが確認されました。
引き続き、基本的な感染防止対策を徹底していかなくてはならないようです。
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<調査の概要>
3030年12/14~12/26にかけて、5都府県(東京都、大阪府、宮城県、愛知県、福岡県)を対象に、一般住民の方(東京都3,399名、大阪府2,746名、宮城県2,860名、愛知県2,960名、福岡県3,078名、計15,043名)を対象に抗体検査を実施。
■詳しくは、厚生労働省「第2回抗体保有調査(確定結果)」へ
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