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ワクチン接種で第4波は抑えられないの?
今月からいよいよ、高齢者への新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まります。
その一方で、関西ほか各地で第4波が到来。急速なリバウンドに警戒が高まっています。
ワクチンの接種効果で、第4波を抑えることはできないのでしょうか。
AIを用いてワクチン接種の効果を予測。
筑波大学の倉橋節也教授らのグループがAI(人工知能)を使って、ワクチン接種の効果を試算しました。
その結果、東京都で去年夏の第2波と同じペースで感染が再拡大する場合、ワクチンの接種を急いでも次の流行を抑える効果は限定的だとする結果をまとめました。
5月中旬に第4波のピーク、9月上旬に第5波のピーク。
高齢者にワクチンの優先接種を開始し、東京都で毎日人口の0.3%に当たるおよそ3万5000人に滞りなく接種した場合でも、5月中旬に感染の第4波がピークになるという結果となりました。
さらに、60歳以上にワクチンが行き渡った6月22日以降59歳以下に接種した場合でも、9月11日に第5波のピークが訪れる可能性があるといいます。
ワクチン接種の効果は今のところ限定的。
これ以外にも、筑波大学ではさまざまな条件下でのシミュレーションを発表していますが、いずれにしても、ワクチン接種の効果で新型コロナの流行を抑えられるのは、まだまだ先になりそうです。
ひきつづき、私たちにできることは、徹底した感染予防対策しかないようですね。
■詳しくは、NHKおうちで学ぼう!「ワクチン接種 第4波には効果限定的 筑波大グループがAIで試算(2021年3月29日)」へ
■詳しくは、筑波大学大学院「筑波大学大学院「COVID-19変異種ワクチン接種の効果推定(2021年3月20日)」へ
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