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ほとんどの人が新型コロナに感染する可能性!?
新型コロナウイルス感染症の広がりを把握する指標に「抗体」があります。
抗体とは、ウイルスに感染した人の体内で作られるタンパク質のこと。
抗体を保有していると、ある程度の期間は再感染を防ぐことができます。
この抗体を持つ人が増え、国民の抗体保有率が6割を超えると、集団免疫を獲得し、流行は収束に向かうと考えられています。
1万人規模の抗体検査で抗体保有率はわずか0.15%。
神戸大学大学院医学研究科の森 康子教授の研究グループは、2020年8月6日から10月1日に、兵庫県内の5病院、1施設から提供を受けた10,377人の血清中における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体の有無を多角的に解析。
中和抗体(ウイルスの細胞への侵入を阻害する役割をもち、再感染を防ぐ抗体)の保有率がわずか0.15%だったと発表しました。
ほとんどの人はまだ感染していない。
今回の結果から明らかになったのは、兵庫県に在住するほとんどの人は、2020年10月初め時点では新型コロナウイルスに対する抗体を持っていなかったという事実です。
この傾向は兵庫県だけでなく、おそらく全国にも当てはまるでしょう。すなわち日本国民の大半は、今後新型コロナウイルスに感染する可能性があるのです。
第3波が猛威を振るうなか、これからも徹底して感染予防に努めていかなくてはなりませんね。
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