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ワクチンだけでは新型コロナに勝てない。
アメリカの製薬大手ファイザーは、ドイツのビオンテックと共同開発中の新型コロナウイルスのワクチン候補について、FDA(アメリカ食品医薬品局)に緊急使用許可を申請。12月前半にも緊急使用が承認されると予想されています。
世界的にワクチンに対して大きな期待が寄せられるなか、慎重論を唱える人もいます。
ワクチンは対策の一つに過ぎない。
その一人が、WHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長です。
報道によりますと、テドロス事務局長は11月16日、ワクチンだけでは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を阻止することはできないと述べたということです。テドロス事務局長は「ワクチンはわれわれが手にしている他の対策を補完するものであって、代替にはならない」と述べ、「ワクチン単独でパンデミックを終わらせることにはならないだろう」との見解を示しました。
検査と隔離、治療を続けなければならない。
テドロス事務局長は「まずは感染リスクの高い人々にワクチンが行き渡ることによって死者数の減少が期待される」とした上で、「ウイルスには拡散の余地が大いにあり、監視は引き続き必要」だと述べています。
ワクチン開発は明るい希望ですが、それだけに頼ることはできないようです。
マスクの着用やこまめな換気、3密(密閉・密集・密接)の回避などの予防策を地道に続けていくことが大切ですね。
■詳しくは、「AFPBB News「ワクチンだけでコロナ流行阻止は不可能 WHO事務局長」(2020年11月16日)」へ
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