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今朝のLINKED通信

新型コロナ、重症化する人は200人に3人、死亡する人は100人に1人。

10月29日、厚生労働省から発表された、新型コロナウイルス感染症の「いま」についての10の知識。

その中から興味深いQ&Aを紹介する2回目です。今朝は重症化率や死亡率、治療の進化についてお伝えします。

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重症化する人、死亡する人の割合はどのくらい?

新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人の割合や死亡する人の割合は年齢によって異なり、高齢者は高く、若者は低い傾向にあります。
重症化する割合や死亡する割合は以前と比べて低下しており、6月以降に診断された人の中では、

●重症化する人の割合は約1.6%(50歳代以下で0.3%、60歳代以上で8.5%)、
●死亡する人の割合は約1.0%(50歳代以下で0.06%、60歳代以上5.7%)

となっています。

新型コロナはどのようにして治療するの?

軽症の場合は経過観察のみで自然に軽快することが多く、必要な場合に解熱薬などの対症療法を行います。

呼吸不全を伴う場合には、酸素投与やステロイド薬(炎症を抑える薬)・抗ウイルス薬の投与を行い、改善しない場合には人工呼吸器等による集中治療を行うことがあります。

こうした治療法の確立もあり、新型コロナウイルス感染症で入院した方が死亡する割合は低くなっています。

熱や咳などの症状が出たら、まずは身近な医療機関に相談してください。

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治療法が確立されてきたことにより、いずれの年代においても入院後に死亡する割合が低下しています。

これは、新型コロナの感染が再び広がるなかで、少し安心できる情報ですね。

とはいえ、高齢者や基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患:COPD、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満)のある人が重症化しやすいことは変わりません。

「感染しない・感染させない」心構えで、十分に用心して過ごしていきましょう。

■詳しくは、「厚生労働省「(2020年10月時点)新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識」」へ

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