西尾市民病院〈発〉

【検査・診断のおはなし】動脈硬化の検査

西尾市民病院のCure

2020.10.01244 views

虚血性心臓病に繋がる動脈硬化。精度の高いCT検査、心臓ドックでリスクに対応します。

01 虚血性心臓病の多くは、動脈硬化によって発症します。

動脈硬化とは、年齢を重ねることによって動脈の壁が厚くなったり、硬くなったりすることで、血液の流れが悪くなった状態を指します。
動脈硬化が心臓をとりまく血管に生じると、充分な酸素や栄養が心筋に送られなくなり、心筋梗塞や狭心症といった虚血性の心臓病を引き起こします。
つまり、動脈硬化が進むことで発症するのが、虚血性の心臓病です。これらの病気は、自覚症状がないまま進行し、ある日突然、発作に襲われることになります。動脈硬化の理由には、生活習慣に起因するケースが多く、日頃からの注意が何より大切です。

02 冠動脈の石灰化スコアで、将来のリスクも解ります。

動脈硬化を調べるには、血管年齢検査や運動負荷心電図を行います。そこで異常が見られた場合は、CTでの精密検査へと進みます。
動脈硬化に関して、CT検査は極めて有効です。なぜなら、動脈硬化とは、血管の中膜の部分にカルシウムが沈着し、血管が硬くなる石灰化です。この冠動脈の石灰化スコアを見ることにより、現在の動脈硬化の程度はいうまでもなく、心臓病に関わる将来的なリスク、すなわち、心臓病を発症する可能性まで知ることができます。
このCT検査の精度をさらに向上させるために、当院ではデュアルエナジーCTの導入を決定しました。この装置では、従来より少ない造影剤、短い時間で、より精密な画像を得ることが可能。万全の体制を整え、充実した検査を実現していきます。

Message

私たちが支援します
池田江美子(診療放射線技師)
将来のために、ぜひ心臓ドックをお受けください。

当院では「心臓ドック」を実施しています。このドックは、心臓病の可能性を調べる検査。心臓病の予兆である、動脈硬化の段階で可能性を見つけることができ、早期の予防に大きく役立ちます。「40歳以上」「肥満」「高血圧」「喫煙」「強いストレスを受けている」など心疾患リスクセルフチェック10項目があり、該当項目が多いほど、心疾患のリスクが高くなります。上記でご説明した「冠動脈石灰化スコア」を見るCT検査が含まれるコースもあり、動脈硬化の発見にも有効です。

COLMUN

●心臓ドック
毎週火曜日・金曜日(祝日および年末年始、第4火曜日を除く)
①午後1時30分 ②午後2時

 

 

中日新聞LINKED LINE〈公式〉アカウントはじめました。

ID検索
キーワード:
この記事をシェア
  • 西尾市民病院
    西尾市民病院
    西尾市民病院は、6市で構成される西三河南部西医療圏の最南部に位置する西尾市の中核病院です。二次救急病院として年間約4000件の救急搬送患者を受け入れています。急性期病棟と地域包括ケア病棟を有し、集中的な医学的管理が必要な急性期治療を担うとともに、急性期後すぐには在宅や施設へ移行することが困難な患者さんの在宅復帰を支援しています。

中日新聞リンクト編集部からのお願い

皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!

>