毎日発信 今朝のLINKED通信
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夏の感染症対策②大人がかかると重症化する「ヘルパンギーナ」とは?
ヘルパンギーナは、乳幼児に流行する夏の代表的な感染症です。
ただ、大人がヘルパンギーナに感染すると、乳幼児よりも重症化するので用心が必要です。
ヘルパンギーナの特徴は?
ヘルパンギーナは、エンテロウイルス属コクサッキーウイルスに感染することによって発症する夏風邪です。
ウイルスは感染した人の唾液や咳・くしゃみの飛沫に潜んでいて、飛沫感染や接触感染を経路として人にうつります。
また、感染後4週間程度はウイルスが便から排出されることがあり、乳幼児の排便を介して感染することもあります。
ヘルパンギーナの症状は?大人が感染すると重症化。
ヘルパンギーナの始まりは、38〜39度の突然の発熱から。
続いて口の奥に1~2mmの小さな水疱ができてきます。
そのため、喉の痛みが生じ、下痢を伴うこともあります。
こうした症状の多くは4日以内に回復へと向かいますが、大人が感染すると、乳幼児よりも症状が重く、長引く傾向があります。
発熱は39~40度ほどになり、高熱により頭痛や倦怠感、関節痛・筋肉痛を伴うこともあります。
ヘルパンギーナの感染対策は?
ヘルパンギーナの主な感染経路は飛沫感染と接触感染なので、マスクや手洗いを徹底します。
さらに、治った後も便からウイルスが排泄されるので、オムツ交換の後の手洗いも大切です。
また、寝不足や疲労などで免疫力が落ちていると、大人もかかりやすくなります。
十分な感染対策とともに、看病する大人も十分な休息をとるように心がけましょう。
■詳しくは、EPARK『大人がかかると重症化!夏風邪ヘルパンギーナに要注意(2022年6月6日)』へ
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