毎日発信 今朝のLINKED通信
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今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
「熱っぽくて、ぐったり」この症状は熱中症か、新型コロナか?
今年も、熱中症に注意すべきシーズンになりました。
熱中症と新型コロナウイルス感染症の似ているところ、
違っているところを確認しておきましょう。
熱中症と新型コロナの似ている症状は?
熱中症と新型コロナは、いずれも熱っぽくてぐったりするという共通点があります。
その症状だけを見ると、両者を判別することはかなり難しいといえるでしょう。
ただし、新型コロナの重症化率が下がりましたが、熱中症は初期の体温上昇などを放置していると脱水状態になり、危険な状態へ悪化していきます。
これからの季節、まずは熱中症を疑い、早めに対処する方が得策かもしれません。
熱中症と新型コロナの違う症状は?
では、熱中症と新型コロナはどんな違いがあるでしょう。その目安となるのが、咳があるかないか。
新型コロナの咳の頻度は49%と報告されています。
また、オミクロン株以降は、咽頭痛も出現しやすい傾向があります。そのため、「咳が出て、のどが痛い」ようなら、新型コロナを疑うことができます。
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実際の救急外来では、熱中症らしい場合でも、輸液などの初期治療を行いながら新型コロナの検査を並行することが多いといいます。
まずは、熱中症にも新型コロナにもかからないように、暑い季節の健康管理を心がけたいものです。
■詳しくは、YAHOO!ニュース『熱中症と新型コロナは区別できるのか? 医学的考察(2022年5月27日)』へ
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