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コロナ禍でも検査を受けよう⑥一度は受けておくべき肝炎ウイルス検査。
コロナ禍でも検査を受けよう。6回目は、肝炎ウイルス検査について。
肝臓病の検査で見落としてはならないのは、B型とC型の肝炎ウイルスの検査です。
ウイルスによる肝炎とは?
日本人の肝臓病で多くみられるのが、B型とC型の肝炎ウイルスによる肝炎です。
ウイルスに感染した状態を放置すると、慢性肝炎から肝硬変、肝がんに進行する場合があります。
ただ、感染を知らずにいる人も大勢いると考えられています。
まだ検査を受けたことのない人は、自覚症状がなくても、一度調べておくことをおすすめします。
一度検査を受ければ、繰り返し受ける必要はありません。
B型肝炎ウイルスの検査は…
B型肝炎ウイルスに感染すると、ウイルスの表面にあるHBs抗原というタンパクがたくさん作られ、血液中にも出てきます。
そこで、採取した血液中にHBs抗原が存在するか否かを調べることで、感染の有無をチェックします。
C型肝炎ウイルスの検査は…
C型肝炎ウイルスに感染すると、これを退治する武器となるHCV抗体が血液中に作られます。
そこで、採取した血液中にHCV抗体が存在するか否かを調べることで、感染の有無をチェックします。
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肝炎ウイルスの感染がわかったら、肝炎の状態を調べるとともに、精密検査で肝がんの有無を調べます。
がんの早期発見のためにも、肝炎ウイルス検査をしっかり受けておきたいですね。
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