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コロナ禍でも検査を受けよう③血糖値の検査で何がわかる?
コロナ禍でも検査を受けよう。
シリーズ3回目は、血糖値について。
「健康診断で、血糖値が引っかかった」。
そんな言葉をたびたび耳にします。
血糖値の異常とは、どういうことでしょうか。
そもそも血糖値とは?
私たちは、食事で糖質(炭水化物)を摂っています。
糖質はご飯やパン、麺類、果物などに含まれていて、これが体内でブドウ糖となり、日々の活動エネルギーとして使われます。
このとき、血液中にどれくらい糖が含まれているか、示すのが血糖値です。
健康診断で調べる「空腹時血糖」。
血糖値は食後高くなるため、健康診断では絶食した状態で血液検査を行い、「空腹時血糖」を調べます。
糖尿病の最新の基準値は、以下のようになっています。
<空腹時の血糖値>
●126mg/dl以上…糖尿病の疑い
●100mg/dl~125mg/dl…糖尿病予備軍
●80mg/dl~99mg/dl…正常値
血糖コントロールの良し悪しがわかる「ヘモグロビンA1c(エーワンシー)」。
もうひとつ血液検査で調べるのが、赤血球中のヘモグロビンA1c(エーワンシー)です。
この物質は血糖値が高いと高くなることから、過去4〜8週間の長期間の血糖がうまく調整されているかどうかを知るために役立ちます。
<空腹時のヘモグロビンA1cの数値>
●6.5%以上…糖尿病の疑い
●6.0%~6.4%…糖尿病予備軍
●5.9%以下…正常値
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検査で血糖値の異常が見つかったら、速やかに内科や内分泌科を受診して、今後の対策を練ることが大切です。
■詳しくは、糖尿病ドットネット『知っていますか? 糖尿病のほんとうの原因』へ
■詳しくは、大正製薬ダイレクト健康お役立ち情報『血糖値について知ろう!』へ
■詳しくは、日本予防医学協会『検査結果の見方 血液検査』へ
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