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イベルメクチン、オミクロン株に効果あり。
新型コロナウイルス感染症の飲み薬が一つでも増えると、
私たちはもっと安心して生活できそうです。
そこで、あまり報道されていませんが、日本の既存薬の中にも、
新型コロナウイルス感染症治療への適応に向けて臨床試験が行われている薬があります。
抗寄生虫薬「イベルメクチン」の臨床試験を実施中。
イベルメクチンは、ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智北里大特別栄誉教授が開発に貢献。
抗寄生虫薬として世界中で使われ、30年以上の実績がある薬です。
そのイベルメクチンが持つ作用のうち、新型コロナウイルス細胞内への侵入抑制と複製阻害という作用が報告され、治療薬としての応用が期待されています。
医薬品メーカーの興和は大村氏からの直接の依頼に応え、現在、新型コロナ治療薬用としての有効性と安全性を確認する臨床試験を進めています。
オミクロン株に対する抗ウイルス効果を確認。
その臨床試験とは別に、興和は北里大学との共同研究(非臨床試験)で、イベルメクチンの抗ウイルス効果を研究しています。
その結果、アルファ・ベータ・ガンマ・デルタ株といった既存変異株と同じように、オミクロン株に対しても抗ウイルス効果を確認したということです。
こうした研究成果が一日も早い実用化につながることを期待したいものです。
■詳しくは、化学工業日報『興和、イベルメクチン、オミクロン株にも有効(2022年2月1日)』へ
■詳しくは、興和株式会社プレスリリース『イベルメクチンのオミクロン株への抗ウイルス効果を確認(2022年1月31日)』へ
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