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12歳未満のワクチン接種、海外諸国の判断はいろいろ。
５〜１１歳の子どもに対するコロナワクチン接種について、
国は薬事など必要な手続きを経て、できるだけ早く希望者にワクチン接種を開始する方針です。
では、海外諸国ではどのような展開になっているでしょうか。
子どもへのワクチン接種に積極的な国は…？
５〜１１歳の子どもを対象にしたワクチン接種に積極的なのは、アメリカ・カナダ・イスラエルなどです。
副反応についてアメリカのＣＤＣ(疾病対策センター)の報告では、およそ４万１０００人を対象とした解析で、５〜１１歳のワクチンを接種した子供の副反応はほとんどが「軽度〜中等度」でさらに、治療が必要な副反応は「およそ１％」ということです。
また、およそ２３００人が参加した海外の臨床試験では、５〜１１歳の子供たちの２回目の接種後、１週間以降の発症予防効果が「９０．７％」だったといいます。
子どもへのワクチン接種に慎重な国は…？
５〜１１歳の子どもを対象にしたワクチン接種に慎重なのは、フランスやドイツなどです。
今のところ、「重症化リスクのある子ども」や「基礎疾患を持つ子ども」に限定しているそうです。
そのほか、ヨーロッパの国々はどのように判断しているのでしょうか。そうした海外の知見もしっかり分析し、子どもへのワクチン接種を考えたいものですね。
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