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後発組のノババックス製コロナワクチンとは。
米バイオ医薬品会社ノババックスが開発した、新型コロナウイルスワクチン。
各国で承認申請が行われており、その使用が世界へ広がっていく見通しです。
さて、後発組のノババックス製は、どんなワクチンでしょう。
mRNAワクチンとは違う従来型のワクチン。
ノババックス製ワクチンは、遺伝子組換えタンパク質ナノ粒子技術を用いた組換えタンパクワクチン。
抗原となる新型コロナウイルスの一部のタンパク質を投与することで免疫反応を促すもので、これまでにもB型肝炎ワクチンなどで用いられてきた従来型のタイプです。
ワクチンの有効性はmRNAワクチンと同程度。
米国で実施した後期臨床試験の結果では、2回接種後(1回目から21日後に接種)の感染を防ぐ効果は90%、中程度以上の症状への進行を防ぐ効果は100%とのデータが示されました。
また、超低温冷凍が必要なファイザーやモデルナのワクチンとは違い、通常の冷蔵保存の温度で保管・輸送することが可能です。
パンデミックのゲームチェンジャーに。
ノババックス製ワクチンは、mRNAワクチンに抵抗感がある人にも受け入れられやすいことから、世界的な接種率の上昇に役立つ可能性があります。
そのため、「パンデミックとの闘いにおけるゲームチェンジャーになる」という期待の声もあります。
日本の厚生労働省も、2022年初頭から、ノババックス製ワクチン1億5,000万回分の供給を受ける契約を結んでいます。
日本での早期申請と承認に期待したいものですね。
■詳しくは、Forbes『後発組の米ノババックス製コロナワクチンに期待が集まる理由(2021年11月3日)』へ
■詳しくは、厚生労働省『来年の新型コロナワクチンの供給に係る武田薬品工業株式会社との契約締結について(2021年9月7日)』へ
<Beyondコロナ>コロナ禍でも気をつけるべき病気
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