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コロナ急減の原因を探る(1)デルタ株の感染力は本当に強かったか?
全国的に新型コロナウイルスの感染が減り、落ち着いています。
この急速な減少の原因は何でしょうか。
東京での感染減少の要因を分析した興味深い記事を共有したいと思います。
コロナ急減はワクチンの効果だけではない。
ワクチン接種は7月後半から感染を抑制させる力を働かせています。
しかし、それだけでは、8月後半からの急速な感染減少は説明することができません。
当時の想定よりもデルタ株の感染力は低かった。
感染減少の理由の一つとして考えられるのが、デルタ株の感染力です。
当初、デルタ株の感染力は非常に高いと言われていました。
アメリカの疾病対策センター(CDC)の報告によると、デルタ株は水ぼうそうと同じレベルの感染力を持ち、1人の感染者が平均5人〜9.5人に感染を広げるとされていました。
しかし、デルタ株の割合が増加し始めた6月下旬からの実効再生産数(1人の感染者が次に平均で何人にうつすかを表した指標)の推移を見てみると、7月最終週に大きな値を記録した以外はそれほど高くないレベルで推移してきました。
デルタ株の感染力がそれほど高くなかったために、第5波は意外に早く収束したとも考えられます。
さて、皆さんはどのように感じますか。
次回も引き続き、コロナ急減の原因について見ていきたいと思います。
■詳しくは、東洋経済オンライン『ワクチンじゃない?謎のコロナ急減解く3つの鍵(2021年10月26 日)』へ
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