毎日発信 今朝のLINKED通信
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今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
クラスターを招く間違った感染対策とは?
東京都の第5波では、利用者の多くがワクチンを接種したにもかかわらず、福祉施設などでクラスターが発生。
その教訓をまとめた感染対策の事例集が作られました。
施設はもちろん、一般のオフィスでも役立ちそうな事例をピックアップして紹介します。
<クラスター発生施設の反省ポイント>
●整理整頓ができていなかった。
職員が使用するエリアが雑然としており、環境清掃を行う際に効果的に実施できていなかった。
→ 物を減らして整理整頓することが、正しい感染対策の基本です。
●更衣室が三密だった。
狭い更衣室で、出勤時や退勤時に多くの職員が同時に使用して、会話していた。
→ 更衣室内での会話の禁止、マイク着用の徹底、滞在時間の短縮化などが必要です。
●消毒薬を噴霧していた。
スプレーポトルに消毒薬(次亜鉛酸ナトリウムやアルコール)を入れ、噴霧して消毒していた。
→ 手すりやドアノブなどの消毒は、噴霧ではなく、拭き取ることが大切です。
●手指消毒薬が少なかった。
手指消毒薬が必要な場所に配置されていない。動線上に手指消毒薬がない、もしくは少ない状態だった。
→ 手指消毒薬は適切な場所に置いて、必要なタイミングで行うことが大切です。
●飲食しながら会話していた。
終業後、休憩室などで複数の職員が飲食しながら、長時間会話をしていた。
→ マスクをせずに近距離で会話することは、感染リスクを拡大するための行為です。
■詳しくは、東京都福祉保健局『高齢者施設・障害者施設の新型コロナウイルス感染対策事例集』へ
<Beyondコロナ>コロナ禍でも気をつけるべき病気
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2021.03.01
みよし市民病院/ 症状が出てからでは遅い?大腸がん検診で早期発見を
大腸(盲腸・結腸・直腸)にできる大腸がんは、いくつかの種類があります。早期に発見できれば治る確率も高いがんですから、40歳を過ぎたら毎年大腸がん検診を受けましょう。
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2021.03.05
西尾市民病院/ 自覚しにくい睡眠時無呼吸症候群。気になる人はセルフチェックを。
あなたは睡眠時無呼吸症候群ですか? この質問に自信を持って「違う」と答えられる人はそれほど多くないと思います。睡眠時無呼吸症候群の無呼吸は、眠っている間に起きるものであり、通常自分では気づけないからです。
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2021.03.01
西尾市民病院/ 糖尿病の治療は継続が力なり。患者さんを中心としたチーム医療が鍵。
糖尿病治療においてインスリンや内服薬といった「薬物療法」はあくまでも治療法の1つに過ぎず、なにより基本は「食事療法」と「運動療法」です。
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2021.03.01
みよし市民病院/ 膝が痛むのはなぜ?――その原因と治療法
ぶつけたり転んだりしたわけでもないのに、「痛むのはなぜ?」と思うことでしょう。こうした痛みは、おもに変形性膝関節症によるものです。
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2021.02.16
岡崎市民病院/ 心臓弁膜症の治療、高齢でもあきらめないで。
心臓弁膜症のなかでも、加齢や動脈硬化により増えているのが、全身に血液を送り出す大動脈弁がうまく開かなくなる「大動脈弁狭窄症」や、僧帽弁がうまく閉じなくなり、血液が逆流する「僧帽弁閉塞不全症」です。
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