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今朝のちょっと深読み/日本の不思議を解くファクターXとは!?
日本の新型コロナウイルス対策は、PCR検査も少なく、社会全体の活動自粛も他国に比べると穏やかでした。
しかし、感染者や死亡者の数は、欧米より少なく抑えられています。
その背景にある理由について、日本医師会の見解を昨日ご紹介しましたが、今朝は違う角度からのご意見を紹介します。
山中伸弥先生が考えるファクターX。
山中先生は、日本で新型コロナウイルス感染症をある程度抑え込めている現象について「何か理由があるはず」と考え、それをファクターXと呼んでいます。
〈ファクターXの候補〉
●クラスター対策班や保健所職員等による献身的なクラスター対策
●マラソンなど大規模イベント休止、休校要請により国民が早期(2月後半)から危機感を共有
●マスク着用や毎日の入浴などの高い衛生意識
●ハグや握手、大声での会話などが少ない生活文化
●日本人の遺伝的要因
●BCG接種など、何らかの公衆衛生政策の影響
●2020年1月までの、何らかのウイルス感染の影響
●ウイルスの遺伝子変異の影響
これらはあくまでも候補ですが、ファクターXを明らかにできれば、今後の対策戦略に活かすことができるでしょう。
ただし、今のところは、「実態不明のファクターXに頼ることなく、医療体制の整備と共に、検査体制、感染者の同定と隔離体制をしっかり整えることが重要」だと山中先生は指摘しています。
■詳しくは、山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信「ファクターXを探せ!」(2020年5月30日)へ。
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